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ジャズのある風景

Chihiro Yamanaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794969095
ISBN 10 : 4794969090
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

ニューヨークの凍てつく路上、路地裏のジャズ喫茶、燃えさかる評論家の独断と偏見……ジャズはこんな土壌で生き延びている!? アメリカ/ヨーロッパを中心に世界で活躍する日本人ジャズピアニスト山中千尋が綴る、内外の音楽事情、活動の拠点ブルックリンの日常スケッチ、ジャズシーンへの思いのたけを言い放つジャズ評論考などなど、盛沢山の初エッセイ集。

【著者紹介】
山中千尋 : 福島県郡山市で生まれ群馬県桐生市で育つ。ニューヨーク在住。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学ピアノ科を経てバークリー音楽大学を首席で卒業。在学中、米ダウンビート誌よりアウトスタンディング賞、ケネディーセンターでの全米IAJEコンペティションで優勝。2001年に澤野工房より1stアルバムを発表。05年ヴァーヴ/ユニバーサルから日本、アジア、ヨーロッパ各国でデビュー。すべてのアルバムが国内ジャズチャートで一位。2011年には名門Deccaレーベルから初の日本人ジャズピアニストとして全米でアルバム発売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おいしゃん

    ジャズピアニスト山中千尋のエッセイ。芸能人のブログ的な感じかとあまり期待せず読み始めたが、文章力の高さにビックリした。加えて、イメージからはかけ離れた強烈な皮肉や自虐にもビックリ。それにしても、特定のジャズ批評家に対する強い批判が頻出するのは、正直勘弁して欲しかった。

  • Bo-he-mian

    デビュー当時、アイドルみたいな可愛い顔してすごいプレイ・・・に昇天させてもらいました。っていやピアノの話ですよ山中千尋さん(笑)。本書は千尋さんが『Swing Journal』などの雑誌に寄稿した文章をまとめた本なのだが、実は彼女、すごいサブカル女子だってのがよく分かった。だってオレより10歳は若いはずなのに若松孝二の映画がどうとか、「総括を要求された永田洋子のシンパみたいな論調で・・・」とか、スゴい表現の乱れ撃ち。いい子チャンぶったところが全然ない、ブラックユーモアが絶妙に効いた面白エッセイだったのだ。

  • 大竹 粋

    昨年、ブルーノート東京で拝見してから、そういえばだいぶ前から気になっていたピアニストだったことを思い出して、そして、舞台で佇む少し姿が、どこか飽きたような慣れたような、大物のような、何かをだいぶ昔に捨てたような、風が吹き抜けた後のような気配が気になり、たまたま本屋さんで見かけた、約10年くらい前の彼女のエッセイ。 どんな環境でも、才能があってもなくても、練習はしないと前には進まないというとても基本的なことを思い出させてくれた。くすっと笑いながらの読了をしつつ。

  • qoop

    暢気で皮肉屋でタフでデリケート…著者のイメージはこんな感じ。相容れない性格が魅力的にひとりの人間のなかに収まっている。日常のスケッチも、日本に於けるジャズ評論への批判も、この著者にしか書けない面白みを感じる。一連のジャズ評論批判を含んだエッセイにはニヤニヤしてしまうが、収録作中であえて一編をあげるとすると、書き下ろしの〈地球脱出〉。これは特筆もの。

  • kikizo

    ジャズピアニスト山中千尋さんのエッセイ集。演奏と同じでハードな内容。ジャズ評論家の大家に堂々と喧嘩を売る様、痛快でした。お奨めアルバムも載っており、お茶目な面もたっぷりです。

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